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巷で噂の高還元SESに半年以上入社してみて気づいたこと<高還元SES体験談>

2024年2月12日

高還元SES体験談の画像

こんな方におすすめ

  • IT企業で働いていて給料に不満がある方
  • 高還元SESが気になっている方
  • 社内業務が多くて自由度が多い働き方をしたい方

エンジニアの皆さんもしくはエンジニア求人を見たことある方は、ここ最近増えている高還元SESをご存じでしょうか。

その高還元SESに入社して半年以上経ち、気づいたことや感じた事を記事にしています。

エンジニアへの還元率が高いSES企業が気になっている方は、参考にしてみて下さい。

まず私の経歴ですが、エンジニア歴としては3年目で開発からテストまでをメインに行い、最近では設計書作成も行っています。

結論

あまり収入は増えませんでした。。。

高還元SESに入社してみて気づいたこと3つ

高還元SESに入社してみて気づいたことを3つ紹介します。

①収入は一気には上がらない

前職の年収が300万でしたが、高単元SESに転職して年収は360万です。

前職は年に2回(夏と冬)にボーナスがあったのに対して現在は単価の7割程度の月額×12(ヵ月)なので月の手元に入る給料は増えました。

その分ボーナスがないので最初は月の収入が増えてかなり増えたように感じますが、

実質かなり増えてはいないことに入社して数か月して気づきました。。。

基本100万近く増えている方が多いと伺っていたので、もっと増えるのかと思いましたが実際は増えたもののそこまで増えず少し残念な気持ちです(笑)

そして同じ現場に2年参画した場合、最初に契約した単価で2年過ごすことになると給料はその2年間全く上がりません。

なので現場に長期で参画する場合は収入面が現場を抜けるまで増えない事も頭に入れておきましょう。

②経験がある方の方が向いている

単価がそこまで高くない若手が高還元SESに入ると対して給料は増えないので、

単価が上がってから転職するとかなり給料は増えるようです。

というのも社内の他の方でエンジニア歴が長い方は、金額までは聞いていませんが、やはり中々の給料を貰っているそうです。

単価(エンジニア歴)が給料に直結するので若手で高還元SESに入社するよりしっかり経験を積んでから入社する方が、

年収100万以上アップも夢ではないと思います。

当たり前ですが、高還元SESよりフリーランスの方が会社に取られないので収入は多いです。

SES < 高還元SES < フリーランス

③社内業務が少なくて自由度が高い

単価が給料に直結しているので自社業務が少なかったり、社内の立場もあまり気にしなくていいので

フリーランスに近い働き方を望んでいる方はおすすめします。

社内の無駄な飲み会や同じ会社の上司の顔色を窺ったりする必要がなくなるので

現場先の仕事のみに集中できるのでその点はかなり楽です。

逆を言えば所属している会社との繋がりを大切にしたい方は、高還元SESは向いていないかもしれません。

その他にも大きなメリットとして案件を選ばせてくれる高還元SESは多いので、さらにフリーランスに近い働き方が実現できます。

実際案件を選ばせてくれるのか半信半疑でしたが、あまり参画意欲がそそられない案件は断っても嫌な顔をされないです!

そして副業が可能で、副業をしている方が多いです。

なので今所属している企業でこっそり副業している方は堂々と副業ができます。

④交通費が実費

これは入社してから気づいたのですが、交通費が実費です。

リモートワークであれば、何ら問題はないのですがフル出社で現場先と自宅の距離が遠い場合はかなり痛い出費となります。

経験がしっかりあり、リモートワークの案件を選び放題くらいの猛者なら問題はないですが、

経験が浅い方は、フルリモート案件に入れない場合もあるので交通費を実費で払う覚悟が必要です。

単価を上げる方法

高還元SESで成功するためには少しでも自身の単価を上げることです。

それさえできれば年収を上げることは容易です。

技術を身に付けて仕事の幅を広げること

単価を上げるコツはとても単純でスキルを身に付けて自分のできる事を増やすことが大切です。

ですが、幅広く手を付けすぎてどれも浅いと単価は上がりません。

自分のキャリアプランに合わせて必要なスキルをしっかりと身に付けて単価を増やしていきましょう。

バックエンドエンジニアの場合だとフロント側のスキルも身に付けて、インフラ周り(AWS)のスキルと知識を身に付けて

フルスタックエンジニアになると単価アップや案件の幅が大きく広がります。

例で例えるとJavaのバックエンドのコーディングのみの経験よりJavaでフレームワークはSpringの経験、

画面系はReactのスキルがあり、AWS環境にデプロイする知識があるとかなり重宝されるでしょう。

なのでどんな現場で経験を積んでいくかも今後のエンジニアキャリアに大きく影響されます。

会社都合で現場に入れられない高還元SESは、自分の歩みたいキャリアプランを歩みやすくなります。

まとめ

少しは参考になったでしょうか。

高還元SESに入って後悔はないですが、収入面に関しては理想とのギャップがありました。

その他には不満がなく、とてもいい環境で働けているので、気になっている方はこの記事を参考にして頂けると幸いです。

普通のSESとの違いがあまり分からない方は、こちらの高還元SESの記事を参考にしてみて下さい。

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