SQLをマスターしよう!
SQL(Structured Query Language)は、データベース管理システム(DBMS)で使用される標準的なクエリ言語です。
データの操作や管理、クエリの実行など、さまざまなデータベース関連の作業を行うために利用されます。
SQLでは、データの挿入、更新、削除など、CRUD操作(Create, Read, Update, Delete)を
実行することができます。
この記事では、SQLの基本的な機能や構文について解説します。
CRUD操作について
CRUD(Create, Read, Update, Delete)は、データベース操作のアルファベットの頭文字の略称です。
CRUDは、データベースやウェブアプリケーションなどのソフトウェア開発で非常に重要な概念です。
CRUDは、基本的なデータ操作を表す4つの操作を指しています。
CRUD種類
Create・・・作成
Read・・・読み取り
Update・・・更新
Delete・・・削除
それでは、それぞれの操作について具体的なSQL文を見ていきましょう。
INSERT文
データベースに新しいデータを追加する操作です。
例えば、ユーザー情報を管理するテーブルに新しいユーザーを追加する場合のSQL文は以下のようになります。
INSERT INTO users (name, email, age) VALUES ('田中太郎', 'tanaka@example.com', 30);
このSQL文では、usersテーブルに新しいユーザー「田中太郎」を追加しています。
name、email、ageの各列に対応する値を指定しています。
SELECT文
データベースから既存のデータを読み取る操作です。
例えば、usersテーブルから全てのユーザー情報を取得する場合のSQL文は以下のようになります。
このSQL文では、usersテーブルの全ての列のデータを取得します。
-- 全てのユーザー情報を取得する SELECT * FROM users;
特定の条件に一致するデータを取得する場合は、WHERE句を使用します。
このSQL文では、年齢が25歳以上のユーザー情報を取得します。
-- 年齢が25歳以上のユーザー情報を取得 SELECT * FROM users WHERE age > 25;
UPDATE文
既存のデータを更新する操作です。
例えば、usersテーブルの特定のユーザーのメールアドレスを更新する場合のSQL文は以下のようになります。
UPDATE users SET email = 'tanaka_new@example.com' WHERE name = '田中太郎';
このSQL文では、名前が「田中太郎」のユーザーのメールアドレスを「tanaka_new@example.com」に更新しています。
DELETE文
既存のデータを削除する操作です。
例えば、usersテーブルから特定のユーザーを削除する場合のSQL文は以下のようになります。
DELETE FROM users WHERE name = '田中太郎';
このSQL文では、名前が「田中太郎」のユーザー情報をusersテーブルから削除します。
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まとめ
エンジニアなら1度はSQLを触れたり目にする機会があるので、身に付けておいて損はないスキルです。
プログラマーを目指している方は、SQLのCRUD操作についての知識がないと苦労することになるので
SQLの基礎構文をしっかりと身に付けて仕事に活かしましょう!
書き方を完璧に覚えていなくても調べて思い出せる程度でも最初は全く問題ありません。
現にJavaエンジニアとして働いている私もSQLを使わない現場にはまだ巡り合っていません。
Javaエンジニアとしてキャリアを築いていきたい方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
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